最近朝起きてふと頭の中に浮かぶのは
「良い、悪いはない」ということ。
言葉が浮かぶ訳ではないんですが、言葉で表すとこんな感じです。
自分の判断基準で良い、悪いを決めているということ。
例えばですが、普段から「あっ、こんな意地悪な考えが浮かんだ、私って性格悪い！もしこんなこと思ったら、今度は私が同じことをされてしまうかも」とちょっと怯えてしまうことないですか？
それは常に頭の中で、自分の考えの中で「良い、悪い」をジャッチしてしまってるんですね。
だから、もしその意地悪な考えを自分が人にされてしまったら、あの人「性格悪っ！」って怒りがでてしまうんですね。それは自分の考えの中にある「悪」と考えている部分だからです。
例えば友達に「あの人性格悪いと思わない？」と聞いても「そうかな？」という答えが返ってくることもあるかもしれません。それはその友達が自分より性格が良いからではなく、人それぞれの判断基準があるからです。
そんなこんなで、もし「あー私って嫌な人間だー」なんて思ってしまったら、一旦ジャッチをやめてみてください。
「ゼロポイント」に戻ってみてください。
その時は一度ゆっくり深呼吸して、こんなイメージをしてみてください。
「左右に長く伸びる一本の線があります。
あなたはその左右に伸びた線の真ん中にいます。
その線は自分で作った線で、今まではその線にメモリがあって、右側に行けば「良い」、左側に行けば「悪い」。メモリが大きくなればなるほど、その気持ちは増長されていきました。
でも、本当はその線にはメモリはなく、右に行けば良い、左に行けば悪いということはありませんでした。全てあなたが頭の中で想像したことでした。
頭の中、心の中が複雑になったとき、「ゼロポイント」から離れています。
あなたはいつでもその「ゼロポイント」に戻れます。
生まれた時は、全ての人が「ゼロポイント」にいたからです。
自分の考えは〝ただそこにあるだけ”、『あー自分にはこういう考えがあったんだなー』と人ごとのようにただ見るだけのものです。」
